更年期の顔汗を止める理想的な方法と知っておきたい対策

更年期障害においてもっとも分かりやすい症状と言えるのが、突然生じる異常ともいえる顔の汗ではないでしょうか?
私の母も更年期には顔汗の症状に悩んでいました。傍から見ていても分かりますが、季節・温度関係なくすごい発汗ですよね。
顔の汗は自分では止めようと思ってもコントロールなんてできませんから随分悩んでいたようです。
更年期障害はさまざまな症状が複合的に現れますから、母の場合ものぼせ感のある時に大量の発汗にみまわれることが多かったように思います。
この異常なのぼせ感と特に顔から生じる大量の汗は、ホットフラッシュとも呼ばれます。
うちの母の場合は、顔だけから汗をかくのではなく全身から汗が出るのですが、特に顔の汗が酷かったように思います。
結果的には、更年期障害の症状が落ち着くとともに異常な顔の汗も止まったようです。
このページでは母が悩んでいた当時に、異常な顔の汗の原因や止め方について調べたことをまとめてみました。

更年期に生じる異常な汗を理想的に止めるには

「糖尿病なのかも・・・」と考える方もいるかもしれませんが、更年期障害では顔汗以外にも様々な症状が現れますからおそらく見分けは付きやすいかと思います。

ここからは、更年期に生じる顔汗を止める方法や対策についてまとめます。顔汗を止めるだけならいくつか方法はありますが、
やはり理想的なのは更年期障害を治すことです。更年期障害は病気ですから、病院で適切な治療を受けることも可能です。

病院での治療についてはあらためて別のページに詳しくまとめようと思いますが、ホルモン補充療法、漢方薬、カウンセリング、精神薬の処方がメジャーです。ここでは、自宅で可能な対処法についてまとめます。

顔汗を止める方法として自宅で実践できる方法のひとつめが更年期サプリを飲むことです。

当サイトのトップページではサプリメントについて詳しく解説していますが、代表的なものを挙げると、サポニンのサプリ、大豆イソフラボンのサプリ、ローヤルゼリー、プラセンタなどがあります。

そして、ふたつめの方法が発汗を抑える顔汗対策のクリームを塗ることです。顔汗を抑えるクリームがあるのを初めて知った方もいるかもしれませんが、これがなかなか便利で私も汗っかきなのでたまに使っていました。

私の母はサプリを飲みながら顔汗クリームも使っていました。やはり突然大量に汗をかくのが困る時があるので、対症療法的ではありますが、一時的に顔汗を止める方法としてはおすすめできます。顔汗が不快でしかたないという方は顔汗クリームを使いつつ、サプリメントを飲んでみるというのはいかがでしょうか?

病院に通院せずに自宅で対策するのであれば上記の方法は理想的と言えますが、やはり更年期障害自体の症状を軽くすることが一番有効な対策ですので、あまりに症状がひどい場合は医師の診察を受けることも選択肢として加えてください。

更年期の汗を止める漢方はあるの?

更年期に関わらず、顔汗を止めるのに漢方を飲むのも効果的です。更年期障害で病院を受診し漢方薬が処方されることは良くあることで、症状別に効果のある漢方を処方してくれます。
顔の汗を止めてくれる漢方としては、以下の漢方薬が代表的です。

・衛益顆粒(えいえきかりゅう)
・白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)
・柴胡清肝湯(サイコセイカントウ)
・三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ)
・柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
顔汗のような局所多汗症に処方される漢方薬です。
・加味逍遙散(かみしょうようさん)
・女神散 (にょしんさん)
女性ホルモンのバランスの乱れが原因となる自律神経失調症に良く処方されます。
・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
味覚性発汗や胃腸の熱をとるのに処方されます。
・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
肥満による発汗、むくみを取るのにも処方されます。防已黄耆湯は多汗症の治療で有名です。
・紫胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
・紫胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
精神性発汗に処方されます。また、更年期障害の精神症状に対して、精神薬を用いたくない場合に処方されることもあります。
尿が多いのに汗を良く方には五苓散(ごれいさん)が良く用いられます。

異常な顔汗の原因となりうる病気について

更年期障害の症状とわかるまでは、私も母も病気を疑いました。大量に汗が出る症状が特長的な病気がいくつかあるからです。
まずは、更年期障害の症状なのか、それ以外の病気の可能性もあるかを見極める為にも、更年期障害以外の病気について簡単にまとめてみます。
まず、顔だけに大量に汗をかくのは顔面多汗症と呼ばれておりますが、実は原因はまだよくわかっておりません。
しかし、発汗は自律神経のうち交感神経によってコントロールされていますので、何らかの原因によって自律神経がバランスを失っているものと考えられます。
通常の発汗には以下のような種類があります。
・温熱性発汗
体温を下げる為の発汗
・精神性発汗
過度の緊張ストレスや興奮時に起こる発汗
・味覚性発汗
香辛料を始めとするスパイスや辛い食べ物を食べた時におこる発汗
また、太った人が汗をかきやすいのも身体に熱が籠りやすいからです。病気とは言えないですが、結構多いタイプは、汗をかく機会が少なく全身の汗腺機能が低下している人です。このタイプの人は身体から汗をかきづらい為特に顔汗が異常に出るようです。
異常な汗の症状から疑うべき代表的な病気には以下のようなものがあります。
・バセドウ病
甲状腺機能異常が原因で生じます。自己免疫性疾患の一つで甲状腺機能が亢進するため、新陳代謝が活発な状態となる為大量の汗にみまわれます。
1000人に数人という確率で特に女性が男性の5倍多いと言われています。
・糖尿病
先ほども肥満体型の人は汗をかきやすいことに触れましたが、血糖値が慢性的に高いと糖尿病神経障害が起こり、自律神経が乱れて自律神経失調症の症状が現れます。
当然のことながら自律神経失調症でも異常に汗が出る症状にみまわれることがあります。そして、更年期障害も女性ホルモンの分泌量低下が原因となり自律神経が乱れる病気ですから、たくさん汗が出てしまいます。